着物のお手入れは自宅でできる?素材やアイテム別洗濯方法を解説

着物のお手入れは自宅でできる?素材やアイテム別洗濯方法を解説

穏やかな天候が続く今日この頃、着物を着てお出かけをする方も多いのではないでしょうか。日常にスパイスを与えてくれる着物は、着ただけでも楽しい気分になりますね。
ところで、着物を脱いだ後のお手入れって、どうしていますか?
「着物の手入れって、クリーニングに出すことじゃないの?」
おそらくこう思われた方もいらっしゃるでしょう。
もちろんクリーニングに出すことも正解なのですが、状態や素材によっては自宅でお手入れができてしまいます。
そこで、今回は自宅でできる着物のお手入れについて説明していきます。
素材やアイテム別のお手入れ方法も詳しく解説しているので、お手入れ方法がわからない方は是非最後までご覧ください。
また、こちらにも収納、保管、クリーニングについて説明している記事がありますので、併せてご覧ください。

着物のお手入れとは?

着物を畳んでいる女性

着物を脱いだ後に行うメンテナンスのことを、総称してお手入れと言います。
着物のお手入れには、大きく分けて2種類の方法があります。
1つが、自宅で行う方法。もう1つが、クリーニングに出す方法です。
この記事では、自宅で行う方法をお手入れ、着物を専門業者にお願いする方法をクリーニングと定義づけて解説していきます。

昭和までは各家庭で『洗い張り』

昭和までは各家庭で『洗い張り』

洗い張りとは、着物をほどき、反物の状態に戻してから洗う方法のことを言います。
現代のドライクリーニング(丸洗い)ができるまでは、主流の洗い方でした。室町時代の頃には既に洗い張りが行われたいたことを示す記録も残されており、歴史が古い洗濯方法ということが分かります。
大まかな流れとしては、
着物をほどく→反物の状態にする→洗う→着物に仕立てる
といった流れで行います。
洗い張りは、昭和30年代ごろまでは各家庭の主婦が行っていました。
当時の女性は和裁も身に付けていたことから、洗濯から裁縫まで全て家で行うのが常識でした。今は家電がありますが、そこまで家電が普及していなかった当時は大変な重労働であったと伺えます。
女性の社会進出や洗い張りの技術の変化に伴い、現代はクリーニングに出す方法が一般的になっています。
洗い張りについてはこちらにも詳しく解説している記事がありますので、併せてご覧ください。

着物クリーニングのプロ『悉皆屋』

着物クリーニングのプロ『悉皆屋』

悉皆屋さんは、着物のメンテナンスを受け付けてくれるお店のことです。
とても難しいですが「しっかい」と読みます。
呉服屋さんや百貨店などには必ずと言っていいほど受付があります。着物のクリーニングと言えば、悉皆屋さんに持っていくか、着物を受け付けてくれるクリーニング店に持っていくことを指します。
それぞれの違いは悉皆は着物専門のクリーニング店、クリーニング店は洋服の他に着物も見てくれる所(街のクリーニング屋さんなど)のことです。
ですので、着物の状態に合わせて持っていくと良いでしょう。
後者のお店にクリーニングに出す場合は、トラブルを防ぐために着物を扱っているか確認してから預ける方がおすすめです。

着物を脱いだ直後のお手入れ

化繊着物のお手入れ・保管方法2
着物を脱いだ後は、必ずお手入れをしてからしまいましょう。
これをさぼってしまうとシミが取れなくなってしまったり、カビが生えたりする原因になってしまいます。着物は何十年と長く着られるものですので、脱いだ後のお手入れがとても重要なのです。
着物を脱いだ直後にやるべきこと、また気を付けるポイントについ説明していきます。
クリーニングに関してはこちらの記事を参考にしてください。

ハンガーに掛け湿気や汗をとる

脱いだ着物は、まずハンガーにかけます。できれば着物用のハンガーがおすすめです。
干しておく場所は日当たりのいい場所、と思いがちですが、なるべく日が当たらない場所に干してください。
日向に干してしまうと色落ちの原因になってしまうので、注意しましょう。
だいたい1日~2日ぐらい陰干しして着物の湿気や汗を取ります。
帯や襦袢、帯揚げ、帯締めも同様に陰干ししてくださいね。

シミ・汚れの全体チェック

次に、汚れがないか全体をチェックします。
衿、袖口、袂、裾は特に汚れやすいので、入念にチェックしましょう。
この時にシミや汚れを発見したら、なるべく早くクリーニングに出すようにしてください。時間が経ってしまった汚れは落ちにくくなってしまうので、早めに対応しましょう。
特に目立った汚れがなければ、陰干しが終わった着物をたとう紙にしまいます。お持ちであれば桐のたんすに入れておきましょう。

半衿や足袋の洗濯

半衿や足袋は、とても汚れやすいアイテムです。こちらも忘れずにお手入れしましょう。
半衿は、まず襦袢から外してから洗濯します。
正絹、刺繍入りや金箔入りの半衿は自宅での洗濯は難しいので、クリーニングに出した方が無難です。半衿はとても目立つ部分ですので、知識がないと余計に生地を傷めてしまうこともあります。ですので、上記の素材の半衿はクリーニングに出すのがベターです。
ポリエステルなどの化繊の半衿は、自宅での洗濯が可能です。お手持ちの石けんや洗剤を使用し、優しくもみ洗いします。専用のブラシをお持ちであれば優しくこすって汚れを落としましょう。
洗った半衿は洗濯機で脱水するかタオルドライで脱水し、その後着物と同じように陰干しします。
足袋は綿や化繊のものが主流ですので、基本的には自宅で洗濯をします。
目立つ汚れがあれば石けんや洗剤を使用してもみ洗いをしてください。つま先の縫い目等細かい部分はブラシなどでこすり洗いをしましょう。その後洗濯機で脱水するかタオルドライで脱水し、陰干しします。
この時にしわを伸ばしておくと、アイロンで整えやすくなります。手間ですが縮み防止にもなりますのでやっておきましょう!
特に目立つ汚れがなければ、ネットに入れて洗濯機で洗っても良いでしょう。一つ一つ丁寧にお手入れすることも大切なのですが、手間を省けるところは省いて、適度に手を抜くのも大切なポイントです。

草履のお手入れ

草履も着物や小物同様陰干しをして湿気を取ります。
湿気を取り除く方法は共通しているのですが、細かいお手入れは素材別で異なります。代表的なものをまとめましたので、参考にしてください。
エナメル…柔らかい布で拭き上げます。ガーゼがおすすめです。仕上げとして専用のクリーナーを塗って乾拭きすると良いでしょう。

合皮…固く絞った布で全体を拭きます。水分が残っていると傷みやカビが生える原因になるので、仕上げは必ず乾拭きしてください。
裂地…柔らかいブラシで汚れを落とします。掃除機にブラシが付いたノズルをつけて使用すると、ほこりを吸い上げることができるのでとても便利です。
爬虫類…柔らかい布で拭いて汚れを落とします。クリーナーを使用すると独特のツヤがなくなることがあるので、注意が必要です。

素材別!着物を自分で洗う方法 脱いだ後に着物を洗濯する場合の方法を紹介。

素材別!着物を自分で洗う方法 脱いだ後に着物を洗濯する場合の方法を紹介。
それではいよいよ着物のお手入れ方法を紹介していきます。
着物と一口に言っても、素材によってお手入れ方法が違ってきます。大切な着物を長く楽しむために、今一度確認していきましょう。

正絹の着物はクリーニングへ

正絹の着物は自宅では洗えません。水を含むと縮んでしまう為です。
自宅で洗える方法を探してきているのに断言してしまうのはとても心苦しいのですが、正絹の着物は自宅での洗濯はほぼ不可能なのです。
湿気や汗を飛ばすことは自宅でもできるのですが、汚れやシミ、カビ等が発生してしまったら迷わずクリーニングに持っていきましょう。

化繊・麻の着物は洗濯機でOK

化繊や麻の着物は、なんと!洗濯機で洗えてしまいます。
まず化繊の着物について説明します。
化繊は何と言っても丈夫でしわになりにくく、お手入れもしやすいので、まず揃えておきたい着物の一つです。
お手入れがしやすいので、もちろん洗濯も手間をとりません。
まず、たたんでからネットに入れ、洗濯機を回します。おしゃれ着モードがあればそちらにすると、摩擦も少なく済むので生地が傷みにくいです。脱水まで終わりましたら、着物用ハンガーにかけて陰干しをしてください。
晴れて乾燥している日であれば、数時間で乾いてしまいます。
麻の着物に関しても、ネットに入れて洗濯ができます。ただ、麻はしわになりやすく、縮みも発生することがあるので、気になる方は手洗いをおすすめします。洗濯表示に手洗いマークがあれば、そちらに従い、手洗いにしてください。
洗濯機に入れる場合は、化繊と同じようにネットに入れ、おしゃれ着モードを設定してから回します。設定が可能であれば脱水はせず、水がしたたり落ちる状態で干します。水の重みでしわを伸ばす効果があるためです。
多少は手間ですが、それでも自宅で洗えてしまうのはとても嬉しいですよね。

ウールは手洗いがおすすめ

ウールは手洗いがおすすめです。
浴槽やたらいにぬるま湯を張り、畳んだ状態の着物を入れます。おしゃれ着の中性洗剤を入れ、やさしくもみ洗いをしてください。あまりやりすぎると縮んでしまうこともあるので、優しく洗うことを意識してください。
ぬるま湯を指定しているのは、暖かい状態だと汚れが落ちやすいためです。是非やってみてください。
軽く絞ったらタオルドライで水分を落とし、陰干しをしましょう。
ウールは虫食いが起こりやすいので、乾いたらすぐにしまってください。防虫剤も忘れずに入れておきます。

洗える正絹であれば自宅で手洗い可能

洗える正絹、「ふるるん」をご存知でしょうか?
素材は正絹なのですが、特殊な加工を施しているため、自宅で手洗いができる生地のことです。
「ふるるん」は正確に言うと、着物ではなく長襦袢での取り扱いのみになります。着物ではありませんが自宅でのお手入れが可能なため、今回紹介します。
洗い方はネットに入れておしゃれ着用の中性洗剤でもみ洗いをしましょう。汚れが落ちやすい加工もされているため、そこまで入念に洗わなくても大丈夫です。
その後脱水して陰干しをしてください。
しわになりにくいので、しわを伸ばすように干せば特にアイロンがけをせずにしまえます。(目立つしわはアイロンで伸ばしてあげてください。)
特別なお手入れがいらないのは、本当に嬉しいですよね。

着物のアイロンがけ

それでは最後に、着物のアイロンがけの手順を説明します。
次に着るときに気持ちよく着られるよう、たんすにしまう前に確認しましょう。
まず、温度を中温に設定します。アイロンに表記があれば「絹」にダイヤルを合わせておきます。
しわがある箇所にあて布をし、軽く滑らせます。この時、強く抑えないようにしてください。
順番としては、まず着物の裏側の裾から見頃、最後に衿の部分に進めていきます。裏側が終わったら、表側をアイロンがけします。着物によっては刺繡や箔が入っているものもありますので、そこにはアイロンを当てないようにします。順番は裏側と同じように、裾からかけていきます。
アイロンがけというとスチームをよく使用する方も多いかと思いますが、着物は水分に弱いので、スチームは当てないでください。
また着物には縫い目に「きせ」があります。この「きせ」を強くアイロンがけしてしまうと、独特の風合いを損なってしまうことがあります。こちらも併せて注意しなければなりません。
注意する箇所が多くて手間ですが、焦らずひとつひとつ確実に行いましょう。
気になる着物の畳み方については、こちらの記事を参考にしてください。

アイテム別お手入れ方法

着物のクリーニング

着物のお手入れが済んだら、次は小物のお手入れもしましょう。
着物に比べてそこまで汚れるものではないのですが、知らず知らずのうちに汚れが付いていることも多いです。そのため、脱いだらきちんと確認をしましょう。

帯周りは特に汗をかきやすいので、よく確認をしなければなりません。一日着物を着た後は、帯もしっかり汗を吸っているのです。
帯を脱いだら着物と同じようにハンガーにかけ、1日から2日ほど陰干しをします。
シミなどの汚れがある場合はすぐにクリーニングに持っていきます。化繊であれば自宅で洗えますので、洗濯表示に従って洗ってあげましょう。汚れが見当たらなければ、たとう紙に入れてしまいます。

長襦袢

長襦袢は正絹であることが多いため、基本的に着物と同じ方法でお手入れをします。
まず、正絹の長襦袢はできればクリーニングに持って行った方が無難です。特に目立った汚れがなければ、陰干しをして汗をしっかり飛ばした後にたとう紙に入れてしまいます。
上記の項目で説明した「ふるるん」や、化繊の長襦袢であれば自宅で洗濯が可能です。
また、長襦袢は半衿が入っていますので、お手入れ前に抜き取ってください。

袴は基本的にクリーニングに出すことをおすすめします。
正絹やウール素材であればクリーニングに出してください。生地が傷んでしまったり、縮んだりする可能性が高いためです。
ポリエステルなどの化繊であれば自宅で洗えるのですが、あまりおすすめはしません。なぜなら、アイロンがけと畳む作業が素人では難しく、とてもハードルが高いためです。
それでも自宅で洗いたいという方のために、アイロンがけと畳み方を説明します。お手入れの参考になさってください。なお、このアイロンがけの方法は化繊の袴のみに使用できますので、正絹にはアイロンがけをしないようにしてください。

アイロンのかけ方

1.アイロンを中温に設定し、スチームを使いながら、袴の前紐と後ろ紐に丁寧にアイロンをかけます。あて布を忘れないでください。

2.続いて、袴の裏側をアイロンします。ひだの折り目が崩れないようにアイロンをかけてください。全体的にかけたら表側に移動します。

3.表側をかけるときも、あて布を忘れないようにしましょう。コツは、制服のスカートのアイロンがけです。

4.表側もひだを崩さないように、気を付けながらアイロンをかけていきます。裾側の面積が広い部分からかけると比較的やりやすいです。

5.表、裏と全体的にかけられたら、最後は腰板の部分にアイロンをかけます。その名の通り板が入っていますので、くれぐれも強く押し付けないようにかけます。バスタオル等を下に敷くとやりやすいのでおすすめです。

腰板はとても神経を使う部分なので、しわが目立たなければ毎回アイロンをする必要はありません。あくまでも気になる場合のみにアイロンを当ててください。

たたみ方

1.袴を床に置き、表と裏のひだを整えます。

2.前側(ひだがたくさんある側)を表にし、三等分になるように裾側から折り返し、上側を折り返します。

3.長い方の紐を左右四つ折りにし、袴の上でクロスさせた状態で置きます。

4.短い方の紐はクロスした長い紐の下をくぐらせて上に通します。次に、クロスになっている中央部分の上からかぶせ、そのまま下をくぐらせてUターンさせます。

5.この紐を斜めに下ろし、長い紐の先端部分を包み込むように折り返します。Uターンさせた短い紐も途中にある結び目を通し、長い紐に包み込ませるように折り返してください。

6.全体の形を整えて完成となります。

いかがでしょうか?全体の流れを簡単にまとめて説明しました。
袴のたたみ方は紐の整え方がとても厄介なので、上記の方法がどうしても難しいようであればクリーニングに出した方が無難です。

肌着

肌着は綿や化繊の素材であることが多いため、自宅で洗うことができます。
裾除けは長い紐があるため、絡まないようにネットに入れて洗濯機に入れてください。肌襦袢と裾除けが一体化したワンピースタイプの肌着だと洗濯物が少なく済み、また洗濯も簡単なのでおすすめです。
肌襦袢に関してはそこまで気を遣わないで洗えるため、紐の絡み等だけ気にしていただければ洗濯機の普通コースで大丈夫です。

帯締め・帯揚げ

帯締めや帯揚げも汗を吸い込んでいるので、脱いだら陰干ししてください。
そこまで汚れる小物ではないので、毎回洗う必要はありません。どうしても気になる汚れがあれば洗濯をしましょう。正絹はできればクリーニング、化繊の場合は自宅でもみ洗いをします。
帯締めは汗を飛ばしたら、畳んでたんすにしまいます。
どちらも絹素材であることが多いので、着物と同じように汗はしっかり飛ばしてあげましょう。

着物のお手入れQ&A

着物のお手入れQ&A
それでは最後に、着物のお手入れに関する疑問について解説します。

上記の項目で説明しきれなかったものを中心にまとめました。こちらも最後までご覧ください。

Q.絞りの浴衣や着物は洗うべき?

A.絞りは独特の風合いが特徴的な着物ですので、お手入れができるのか迷います。
結論から言うと、着物であればクリーニングに出すことをおすすめします。
浴衣の場合は自宅での洗濯が可能です。
洗い方は畳んでネットに入れ、優しくもみ洗いか洗濯機の手洗いコースを選びます。
脱水が終わったら、縮まないように形を整えてあげましょう。あとは、他の着物と同じように陰干しをします。
着物の場合も浴衣の場合も、クリーニングに出すときは必ず「プレス(アイロン)をしないで」と一言添えましょう。トラブルを避けるためにも、着物に詳しいクリーニング屋さんや悉皆屋さんがおすすめです。

Q.着物を干しっぱなしにしてはいけない理由は?

A.袷の着物の場合、干しっぱなしにしておくと「ふくろ」という現象が起きます。
これは表地と裏地の寸法が狂い、丈にズレが生じてしまうことを言います。
また、直射日光が当たっていれば色落ちの原因にもなります。干しっぱなしは劣化を早めしまうことにもなりかねませんので、着物を干したら、長くても2日後にはたんすにしまってください。
シーズン中に何度か着る予定があれば、クローゼット用のハンガーにかけても良いでしょう。
長期間着る予定がなければ、必ずたたんでしまってくださいね。

Q.着物を虫干しする理由は?

A.着物はとても繊細で、逆にしまいっぱなしでもよくありません。
定期的に外気に当てることで湿気をとばしたり、汚れや虫食いといったトラブルから守ったりする意味合いもあります。
特に現代の家は気密性が高く、湿気がこもりやすいので、定期的に虫干しをすることをおすすめします。
着物は洋服と違い、何年、何十年先と着ていくものですので、愛情を込めてお手入れをしてあげましょう。

まとめ


ここまで、着物のお手入れ方法について説明してきました。
着物だけでなく長襦袢や帯など、それぞれのアイテムによってもお手入れ方法が変わってくるので、少々大変に思われた方も多いでしょう。また、着物を脱いだ後は疲れもあり、なんとなくお手入れを後回しにしてしまっていませんか。
確かに一つ一つがとても手間がかかりますが、毎回すべてのアイテムをきっちりお手入れする必要はありません。
着物の状態をよく観察したうえで、必要なお手入れをしてあげるのが良いでしょう。
それに、自分で手入れができればお財布にも優しく出来るので、より着物を楽しめるようになります。
是非、素敵な着物ライフを楽しんでくださいね。