東京のおすすめ着物レンタルショップ5店舗を比較!着物が映える観光スポットも紹介

東京のおすすめ着物レンタルショップ5店舗を比較!着物が映える観光スポットも紹介

日本の首都、東京。
江戸の下町情緒が残る観光名所や、おしゃれな最新スポットなど見所満載の東京旅行には、是非着物レンタルをおすすめします。

東京観光をするなら外せない「浅草」をはじめ、元旦や初詣だけでなく今では海外からの観光客の利用者も増えた着物レンタルで、是非非日常を体験してください。

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東京のおすすめ着物レンタルショップ3選

東京は下町から西東京までエリア別に特色が異なります。
今回は東京の中でも浅草、銀座、渋谷の3つのエリアから厳選したレンタルショップをご紹介します。

【浅草】京都きものレンタルwargo東京浅草店


全国に12店舗構える、日本最大級の着物レンタル店「京都きものレンタルwargo東京浅草店」は品揃えが浅草エリアで一番を誇り、3,300円(税込)~着物レンタルができます。

姉妹ブランドかんざし専門店「かんざし屋wargo」のかわいいかんざしが無料でレンタルでき、髪飾りのクオリティも安心です。
編み込みで華やかさを演出したい場合はスタイル別に500円~相談できるので、ヘアカタログを参考にどんな髪型にしたいか考える時間も楽しいですよ。

返却時間が18:30迄なので、浅草を遅くまで堪能したい人におすすめです。

【店舗情報】
所在地:東京都台東区浅草2-6-7 4F
電話番号:03-4582-4864
営業時間:10:00-19:00
定休日:年中無休

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【銀座】着物レンタルあき 銀座店

銀座で着物をレンタルするなら新橋駅から徒歩3分、9,900円~レンタルできる「着物レンタルあき 銀座店」がおすすめです。
歌舞伎座にほど近い店舗で、比較的きちんとした正絹の着物がメインなため初めての歌舞伎へ着物で行きたい場合にも場の雰囲気にあったコーディネートを提案してもらえます。

着物レンタルには中々体験できない大島紬やしょうざんの生紬など正絹「紬」の着物をレンタルで体験できるのも非常に魅力的です。

【店舗情報】
所在地:東京都中央区銀座 8-3-10 トミタビル3階
電話番号:03-5568-0529
営業時間:10:00-19:00(当日or翌日)
定休日:年中無休
※渋谷、池袋に姉妹店あり

[アクセス情報]
「JR新橋駅」銀座口より徒歩3分
「東京メトロ新橋駅」5番出口より徒歩3分

【渋谷】着物レンタルVASARA 渋谷店

渋谷駅・ヒカリエから徒歩3分、原宿・表参道も徒歩圏内の好立地にかまえる「着物レンタルVASARA 渋谷店」では着物のレンタルプラン3,278円(税込)~幅広く、着用したい着物のイメージによって選択できます。
近隣には銀座店、浅草駅前店、池袋店、新宿駅前店等多くの店舗があるため希望の観光スポット次第で選べるのが嬉しいポイント。

全店舗ホームページでプランや色ごとに着物を検索できるため、こだわりがある人は事前に調べて希望日にレンタルできるか問い合わせておくとスムーズです。

【店舗情報】
所在地:東京都渋谷区渋谷1-9-8宮益坂センスビル8F
電話番号:03-5577-5882
営業時間:9:00-18:00(最終返却17:30)
定休日:年中無休
※銀座店、浅草店、池袋店、新宿駅前店等近隣店舗あり

東京でお得に着物レンタルできるプラン・料金

東京の着物レンタルには着物と着付けに必要な小物が含まれており、目安となるレンタル料金は一人3,000円〜5,000円ほどです。

店舗によってお得な割引プランが用意されているため、対象になる場合は是非チェックしてみてください。

学生割引プラン

中学生・高校生・大学生向けの「学生割引プラン」を利用すると、通常のプランの半額程度で着物をレンタルできるお店もあります。
学生割引プランの対象はお店によって異なり、学生証の提示などが条件になる店舗がほとんどなので合わせて事前に確認し用意しておきましょう。

修学旅行や卒業旅行の際には、思い出づくりにお得な着物レンタルを利用してみてください。

学生割引プラン:約2,000〜5,000円

カップルプラン

男女カップルや夫婦で着物レンタルを利用するなら、お得な価格設定のカップルプランがあるお店がおすすめです。

男女別で着物をレンタルする通常料金と比較して、500円〜1,000円ほど安く設定されていることが多いです。
男性物の着物は女性物と比較すると数が少なめなので、事前にチェックしておきましょう。

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(東京 着物レンタル カップル の記事が公開されたらURLを挿入してください。)

カップルプラン:約5,000円〜10,000円(2人合計)

団体プラン

基本的には2~3名ほどの少人数利用を前提としている店舗が多いため、大人数で着物レンタルをしたい場合は特にお店選びに注意してください。
割引等以前にスペースなどの兼ね合いで対応不可の場合や、全員の支度が終わるまでにかなり時間がかかる場合もあります。

卒業旅行や社員旅行など、大人数で着物レンタルを検討している場合は「団体プラン」がある店舗の利用がお得で安心です。

料金:要問い合わせ

東京で着物レンタルする流れ

実際に着物レンタルの流れを紹介します。
お店に着いてから出発までに着付けやヘアメイクなど1時間~1時間半ほどかかることが多いので、スケジュールがずれないよう余裕をもった散策プランを立てましょう。

①レンタル予約・来店

自分に合った着物レンタル店を選び、予約に進みます。
今はWeb予約が主流ですが、電話対応やSNS予約を受け付けている店舗もあります。
詳しくは各公式店舗ページをご覧ください。

当日来店した場合、空きがあれば対応してくれることもありますが予約することで割引適用になりお得になったり、感染症対策で人数制限を設けている店舗も多いため予約しておくとスムーズです。

当日トラブルなどで時間に遅れる場合は、必ず事前に連絡を入れるようにしましょう。

②着物選び

予約時に選択したプランの豊富なラインナップから、好みの着物を選びます。
着物は種類やデザインなど幅広いため、ある程度事前にお店のSNSやHPを見てイメージを固めておくと時間がかからずスムーズに進みます。

事前に選んでいたプランには含まれない着物を気に入った場合は当日にプランを変更できる可能性もあるため、気軽に相談してみましょう。

帯などのコーディネートを決めて、必要に応じてオプションを付ける人もいます。
特に冬場は寒いため、アウターにあたる「羽織」や「ショール」などのレンタルも人気です。

③着付け(ヘアセット)

着物が決まったらいよいよ着付けに入ります。
ヘアセットを頼まずに自分で自宅からセットしていく場合、前開きの服だと髪型を崩さずに脱ぎ着できるためおすすめです。
寒さ対策にインナーを仕込む場合は深めのVネックを選び、衣紋から見えないよう注意しましょう。

ヘアセットを依頼する場合オプションになっていることが多く「簡単なかんざしヘアは無料」「アイロンなどを用いたセットは対応不可」などさまざまなので、事前の確認が必須です。
髪飾りをこだわりたい場合は持参するのも良いかもしれませんね。

④着物でお出かけ

着付けが完了したらいよいよ出発です。
貴重品をもって、寒さ・暑さ対策をして東京観光を満喫してください。

通常の着替えや手荷物はもちろん無料で店舗が預かってくれます。
大型のスーツケースなど場所を取る荷物の場合、預かりサービスとして500~1,000円でお店に預けられますので相談してみましょう。

慣れない草履で靴擦れが起きる可能性もあるので、絆創膏を持っておくと安心です。

⑤着物返却

東京観光を満喫したら、当日の返却時刻までに店舗に戻りましょう。
最終返却の時間帯は店舗ごとに異なるため、事前に確認してください。
遅れた場合は延滞扱いになり割増料金が請求される可能性があります。
どうしても間に合わない場合は必ず店舗へ連絡を入れましょう。

当日のスケジュール上事前に間に合わないことがわかっている場合は、約1,000~2,000円で翌日の昼~夕方までの返却にしてもらうこともできます。
ただし出発後の申し出は延滞扱いになり割増料金になる可能性があるので必ず事前に申告しましょう。

東京の着物レンタルショップの選び方

着物レンタルの流れがわかったところで、実際のお店選びは何を基準にしたらいのでしょうか。
値段や返却時間など、人によって選ぶ基準は様々です。
プランの他にも立地などいろんな角度から比較してみましょう。

値段で選ぶ

今回紹介したレンタル着物店の中での最安値は「着物レンタルVASARA 渋谷店」のレンタルプラン3,278円(税込)~でした。

基本的にお安めのプランはヘアセットがオプション料金となります。
希望するスタイルが完成するまでにオプションを足していくと別のプランの方が安かった…ということもありますので、希望に合わせて選んでくださいね。

プランで選ぶ

着物の種類の充実さや、割引プランなど選ぶ基準は様々ですが着物レンタルの中でも珍しいのは正絹の紬をレンタルで取り扱っている「着物レンタルあき 」でした。

どんなに高価でも歴史的背景から礼装にはならない粋な着物である紬は、通な着物愛好家しか中々袖を通す機会がない着物なのでこの機会に是非一度体験してみてください。

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着物の「紬」って何?特徴や着用シーンを解説します!

返却時間で選ぶ

着物で観光するなら、いろんな場所を巡りたいですよね。
ただし着物をレンタルしていると気になるのが返却時間です。
店舗によっては当日の16:30までに返却しなくてはいけなかったり、プランによってレンタル時間が5時間以内と決まっている場合もありますので注意してください。

泊まりがけで次の日も着物を着たい場合や、返却時間が間に合わない場合は事前に相談することで翌日の昼~夕方までの返却を+500~1,000円ほどで受け付けている店舗もあります。
ただし出発後の申し出は延滞扱いになり割増料金になる可能性があるので必ず事前に申告しましょう。

立地で選ぶ

観光したい場所によって店舗を選ぶのもひとつです。
駅近の店舗や観光地に近い店舗など様々なので、希望に合わせて選びましょう。
利用する路線や検討している店舗、目指す観光地との導線を視野にいれて決めると当日スムーズです。

対応語学で選ぶ

海外の友人をエスコートする場合は、着物レンタル店でも語学に対応している店舗の方がスムーズで安心です。
基本的にご友人同士が離れることは少ないかもしれませんが、着付けのときは着付け師さんと一対一になることも予想されます。
日本人ですら慣れない着物で「苦しくありませんか?」とコミュニケーションを取りながら着付けをするので、語学対応OKの店舗を選ぶと安心です。

着物で歩きたい東京のおすすめエリアと観光スポット

実際に東京観光をする際に、着物がよく似合うおすすめスポットを紹介します。
東京は駅同士が近く、移動も早いためエリアをまたいで観光するのも楽しいですよ。

浅草寺・仲見世通り

「雷門」と大きく描かれた提灯が印象的な雷門・浅草寺は1400年近い歴史をもち、年間約3000万人が参拝に来る浅草を代表する有名なスポットです。
11時頃を過ぎると観光客で賑わってきますので、なるべく午前中から動き雷門での写真撮影後すぐに参拝するのがおすすめです。

雷門と浅草寺を繋ぐ仲見世通りも着物がよく似合う観光スポットのひとつ。
日本でもっとも古い商店街のひとつで、89以上のお店がひしめきあう光景は圧巻です。
浅草で食べ歩きを満喫するなら外せません。

【アクセス情報】
所在地:東京都台東区浅草2-3-1

東武スカイツリーライン:浅草駅より徒歩5分
東京メトロ銀座線:浅草駅より徒歩5分
つくばエクスプレス:浅草駅より徒歩5分
都営地下鉄浅草線:浅草駅A4出口より徒歩5分

浅草花やしき

「浅草花やしき」は江戸時代末期嘉永6年(1853年)に造園師森田六三郎により、牡丹と菊細工を主とした花園(かえん)として誕生してから170年に渡って愛され続けている日本最古の遊園地です。

ノスタルジックな雰囲気に包まれながらも、2019年に新しく日本伝統文化と現在文化を融合したエンターテインメントを発信する場としてオープンした「花劇場」など、現代的な楽しみ方ができるのも魅力です。


さらに嬉しいのが期間限定で開催されている、アトラクション内で写真撮影ができる「フォトラクション」です。
2023年1月11日(水)~水、木、金曜日限定で一部フォトジェニックな人気アトラクションが「映えスポット」として停止し撮影タイムとして開放されます。
曜日と時間が指定されていますが、撮影のみ希望の場合は乗り物料金が不要なので着物を着たら是非行ってみてください。

【店舗情報】
所在地:東京都台東区浅草2-28-1
電話番号:03-3843-6571
営業時間:10:00~18:00(営業時間は季節・天候により異なります)
入園料:大人(中学生以上~64歳)1,000円/小学生・シニア(65歳以上)500円
未就学児・障がいをお持ちの方(ご本人)無料
※アトラクション利用には別途「のりもの券」が必要

【目黒】ホテル雅叙園東京/百段階段


歴史ある豪華絢爛な東洋一の美術の殿堂であった目黒雅叙園のルーツは純日本式料亭「芝浦雅叙園」で、創業当時は日本料理と北京料理をメインとした高級料亭でした。

より多くの人々に楽しんでほしいと、1931年(昭和6年)に庶民や家族連れで楽しめる料亭として目黒の地に「目黒雅叙園」が誕生、多くの人に愛されたのちに2017年(平成29年)ホテル雅叙園東京へとリブランドして現在に至ります。


「目黒雅叙園の百段階段」といえば東京都指定有形文化財として1935年から長く愛され「昭和の竜宮城」と呼ばれました。
百段階段では日本文化に触れる様々な企画を季節ごとに開催しており、着物姿の人々が多く訪れています。

【施設情報】
所在地:東京都目黒区下目黒1-8-1 目黒駅より徒歩3分
電話番号:03-3491-4111(代)

【銀座】歌舞伎座・木挽町広場

歴史ある荘厳な建造物が建ち並ぶ銀座の中でもひときわ存在感を放つ「銀座・和光」はクラシックな時計塔が有名です。
そんな銀座のシンボルから程近い「歌舞伎座」は、まさに着物や浴衣がぴったりな伝統文化を楽しめる場所。

歌舞伎座は基本的に歌舞伎を観に行く人が多いですが、実は建物内地下には「木挽町広場」というお土産ショップが建ち並ぶ広場があります。
和雑貨や食品、小さな着物屋さんなど様々な出店があり「観劇はしないけど寄っていく」という人は一定数いますので気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか。

着物姿の人も多く、雰囲気を感じるだけでも楽しいですよ。

もし歌舞伎を観劇したい場合は、銀座近辺で着物をレンタルする際にスタッフさんに伝えると、場の雰囲気にあった着物をセレクトしてくれるはずです。
歌舞伎は席によって服装の雰囲気が異なりますが、初めての観劇なら当日に売り出され一幕だけ観る「一幕見席」(1,500円)が、服装も気にせず大丈夫なため気軽でおすすめです。

※通常の歌舞伎は約4時間の公演、通常チケットは4,000円~2万円台です。

【施設情報】
所在地:東京都中央区銀座4-12-15
電話番号:03-3545-6800(代)

[アクセス情報]
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅[3番出口]
東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅[A7番出口]徒歩5分
JR・東京メトロ 東京駅 タクシー10分

シネマ歌舞伎・東劇

観劇は気が引けるけど興味はある・・・という人にはさらに気軽に歌舞伎を楽しめる「シネマ歌舞伎」がおすすめです。
銀座では歌舞伎座からほど近い映画館「東劇」にて「月イチ歌舞伎」と銘打ったシネマ歌舞伎が月ごとに期間限定で上映されており、着物姿の人もちらほら見かけます。

全国の一部劇場で4時間以上の本編を凝縮して2時間ほどで楽しめるので初心者さんや長時間の観劇が苦手な人は是非試してみてください。

【施設情報】
所在地:東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル3F
電話番号:03-3541-2711

[アクセス情報]
東京メトロ東銀座駅6番出口より徒歩1分

和家-NAGOMI HOUSE- 日本文化体験・祐天寺

日本の伝統文化をじっくり学びたい人におすすめなのは、華道や茶道をはじめ能など10種類以上の教室を開講している「NAGOMI HOUSE」です。

1時間ほどで体験できるレッスンから週に一度通う本格的な教室まで幅広いため、通学圏内に住んでいる方は気に入った場合通うこともできますよ。

「外国人華道体験」として英語・韓国語にも対応するコースがありますので海外からお友達を招いておもてなしする際にもおすすめです。

【施設情報】
所在地:東京都目黒区中町2-11-15
電話番号:03-6823-3532

まとめ

日本の象徴である東京。
国土から見たら小さな都市には多くの歴史と人々の活気が詰まっています。
下町情緒あふれる浅草も、銀座などの大人な街も、それぞれの良さがあります。

人が集う場所には海外からの観光客も多く、着物姿でいると非常に喜ばれます。
せっかく東京観光するならそれぞれの良いところを目一杯感じ、心ゆくまで楽しんで素敵な思い出にしてくださいね。

レンタル着物を体験してみて「また着たい!」と思ったら是非ご自身で着物や浴衣を楽しんでください。

着付けにチャレンジしてみたい方は合わせてご覧ください。↓

浴衣について詳しく知りたい人は合わせてご覧ください。↓

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この記事で紹介した着物レンタル店

京都きものレンタルwargo東京浅草店

着物レンタルあき 銀座店

着物レンタルVASARA 渋谷店